ウォールブロック®
壁面材付きEPSブロック
ウォールブロック®はH鋼とコンクリート壁面材の変わりに、EPSブロック（スチロダイアブロック®）に、壁面材（軽量モルタル）を一体化した製品です。
カタログダウンロード
製品ページへ
簡易壁面EPS工法のスタンダード！ H鋼が不要！ 工期短縮・工費削減！
ウォールブロック®はH鋼とコンクリート壁面材の変わりに、EPSブロック（スチロダイアブロック®）に、壁面材（軽量モルタル）を一体化した製品です。 床付け基面が完成すれば、壁面部はウォールブロック®、背面は一般的なEPSブロックを積み重ねるだけで壁体を構築できます。国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)に2005年3月9日に登録されました。その後、2017年3月に活用促進技術の指定も受けています。
主な特長
- 軽量性
従来のコンクリート製パネルが約60kgに対してウォールブロック®の壁面は約14kgと約1/4軽量です。また、壁面とEPSブロックは一体化されており、壁面設置のための鋼材などが不要なため、工法全体が軽量化されます。 - 経済性
ウォールブロック®は従来のH鋼+壁面材と比べると、壁面関係の工費を最大30％程度削減することが可能です。 - 工期短縮
H鋼＋壁面材タイプに比べ、部材数が少なく、施工手順が簡素化され、施工性に優れます。このため、約15％程度の工期短縮が可能となります。 - 施工性
ウォールブロック®は軽量なので人力での施工となります。H鋼建て込みや壁面材取り付けのために、大型建設機械や搬入路を必要としません。狭小地や急傾斜地の施工も可能です。また、製品部品数が圧倒的に少ないため、施工性に優れ、施工ミスの発生も抑えることができます。 - 信頼性
国内実績は10年以上となり、施工実績は約300件以上、施工壁面積は3.0万㎡を超えています。1993年にNETISに登録、施工実績を重ね2011年にはNETIS「QS-040024V」の設計比較対象技術として評価されました。新技術としての提案にも最適です。 まさに、簡易壁面タイプのEPSのスタンダードと言えます。
主な製品仕様
軽量壁面材の特性（基準値）
| 項目 | 単位 | 品質 | 測定 |
| 標準品 | |||
| 外観 | - | クラックの有無 | 目視検査 |
| 平滑度 | |||
| 圧縮強度 | kN/m2 | 5000以上 | JIS A 1108もしくはJIS R5201※ |
| 曲げ強度 | kN/m2 | 1800以上 | JIS A 5201 |
| 付着強度 | kN/m2 | 100以上 | 当社法 |
※圧縮強度の測定は試験体形状による。
各種実証実験
≪ 表は左右にスライド出来ます ≫
 1/5模型による振動台模型実験 |
 1年間常時微動観測、交通荷重載荷実験、ガードレール衝突実験など |
 レベル2地震想定の振動実験 |
 交通荷重想定の鉛直振動実験 |
 過荷重時の壁面追従性実験 |
 都市内利用想定の投球壁面実験 |