安全

安全方針

安全と安定操業は企業活動の基盤であることを銘じ事故・災害を防止します。

法規制その他の基準を順守し、安全衛生、保安防災、製品安全に努めます。

安全衛生管理及び保安防災体制の継続的改善を実施し、全社一丸となって安全衛生活動、保安防災活動に取り組みます。

保安防災

静電気による工場火災対策

発泡剤に可燃性ガスを使う場合の発泡プラスチック製造工程では、アース線の適切な設置や除電器及びウォーターミストを使用して耐電圧を下げ、静電気による着火を防止しています。また過去に発生した着火トラブルを繰り返さないために、対策が継続されているかを確認する体制作りを行っています。安全巡回時のチェック項目に追加し、対策が機能しているか定期的に確認。着火トラブルが発生した箇所へのステッカー貼付けによる「見える化」で作業中の注意喚起を行うなど、設備・作業の両面での対策継続確認を行い、再発の防止にも努めています。

物流安全

物流事故について

トラック運送時の事故は、納品時など客先で起こる事故が大半を占めています。当社の2022年度トラック輸送事故は12件でした。主に、「バック時の事故」「軒先(上部)への衝突事故」などです。これら事故の減少を目的に、「前後左右」の確認のほか、「上下」確認も加えた「六方確認」を徹底し、ドライバーの安全意識向上を促しています。また各工場において運送会社と定期的に輸送品質協議会を開催し、安全品質環境並びに物流に関わる自柄を話し合っています。2023年度は、トラック輸送事故目標件数6件以下とすることを掲げ、目標を達成するためにさまざまな安全対策を実施しています。

ホワイト物流への取り組み

国内では、トラック運転者不足が深刻化し問題となっています。そのため、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済成長に役立つことを目的に「ホワイト物流」が推奨されています。当社では「ホワイト物流」推進の一環として、「ホワイト物流自主行動宣言」をおこない、物流の2024年問題を含め、「トラック輸送の生産性向上・物流の効率化」や「女性や60代の運転者等も働きやすい、よりホワイトな労働環境の実現」など、物流問題に対し積極的に取り組んでいます。

労働安全衛生

「休業災害ゼロ」に向けた取り組み

JSP グループ(国内)では、「休業災害ゼロ」に向けた取り組みを推進しています。2021年7月より、JSPグループ(国内)の事業場を対象に、「安全バトンミーティング」をスタートさせました。これは業務災害や火災・着火トラブルが発生した時に、その事業場だけでなく、類似する設備や作業のあるJSPグループ(国内)の事業場に呼びかけ、みんなで対策を考えるオンラインミーティングです。
発生した事故について他の事業場を交えて議論することで、本当に効果のある対策や、類似事故の未然防止に役立てていきます。

休業業務災害の発生件数
休業度数率推移
マテリアリティ 項目 指標 目標 2022年度実績
労働安全 休業災害の未然防止(JSP単体・国内グループ会社) 休業災害件数
重大災害件数
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