安全
安全方針
安全と安定操業は企業活動の基盤であることを銘じ事故・災害を防止します。
法規制その他の基準を順守し、安全衛生、保安防災、製品安全に努めます。
安全衛生管理及び保安防災体制の継続的改善を実施し、全社一丸となって安全衛生活動、保安防災活動に取り組みます。
保安防災
管理体制の再構築
当社が製造工程で使用している発泡剤には一部可燃性のガスが用いられており、静電気着火への対策として除電器による帯電圧の低減やミストによる静電気発生の抑止等を長らく行ってまいりました。そして、対策の更なる最適化と管理の強化を目指し、現場での分析と工場間および事業部間の情報展開の体制を再構築しています。
従業員、そして近隣住民の皆様に安心していただける工場であるために、当社は保安防災に一層努めてまいります。
物流安全
物流事故について
トラック運送時の事故は、納品時など客先で起こる事故が大半を占めています。当社の2023年度トラック輸送事故は12件でした。主に、「バック時の事故」「軒先(上部)への衝突事故」などです。これら事故の減少を目的に、「前後左右」の確認のほか、「上下」確認も加えた「六方確認」を徹底し、ドライバーの安全意識向上を促しています。また各工場において運送会社と定期的に輸送品質協議会を開催し、安全品質環境並びに物流に関わる自柄を話し合っています。2024年度は、トラック輸送事故目標件数10件以下とすることを掲げ、目標を達成するためにさまざまな安全対策を実施しています。
ホワイト物流への取り組み
国内では、トラック運転者不足が深刻化し問題となっています。そのため、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済成長に役立つことを目的に「ホワイト物流」が推奨されています。当社では「ホワイト物流」推進の一環として、「ホワイト物流自主行動宣言」をおこない、物流の2024年問題を含め、「トラック輸送の生産性向上・物流の効率化」や「ホワイトな労働環境の実現」など、物流問題に対し積極的に取り組んでいます。
労働安全衛生
全社でつくる「安全第一」
「安全」は全社一丸となって取り組むべきものとして、当社では製造現場のみならず各事業部の管理部門等も交えた事業部ごとの定期的な安全活動を開始しました。同様の製品を製造する工場間で情報交換を行い、また本社部署等が製造現場とは異なった視点で見る機会を設けることで、安全活動のさらなる発展と全社への安全意識の浸透を目指しております。
「安全第一」に、全社を挙げて取り組んでまいります。
国内JSPグループにおける2023年度の休業業務災害は4件でした(目標0件)。