株式会社JSP

スーパーフォーム

スーパーフォームとは、ブロー樹脂そのものを発泡させ、中空発泡体を成形する技術です。発泡体ならではの軽量性、断熱性に加え、消音性のある製品など、様々なニーズにお応えすることができます。

成形プロセス

通気用ダクトで、部材そのものが発泡しているため断熱性が高く、中を流れる空気に対する保温性があります。

ダクトに冷風を流した時の出口の温度を観察。
発泡していない通常の樹脂ダクト（図の青プロット）に比べ最大で温度上昇を1/3以下まで抑制します。

発泡化により断熱性が向上することで送風の保温性が高まります。これにより結露の防止にもなります。断熱シートや吸水シートの貼り付けも場合によって必要がなくなります。

ダクト入口に音源を置き、出口の騒音低減性を観察。
発泡していない通常の樹脂ダクト（図の赤プロット）に比べ平均で4～6ｄBの出口騒音を低減します。

発泡化による軽量化でダクト本体の音の透過性が上昇し、出口までの音の到達が抑制されます。これに伴って車両室内の静音性が向上します。吸音シートやその貼り付けコスト削減に期待が持てます。

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