社員を知る設備技術

海外経験も積みながら機械系知識も貪欲に習得。設備生産サイクルを大幅短縮できた達成感は格別

K.O2013年入社

理工学部物質創成化学科卒

INTERVIEW

#01 入社の決め手は?

離職率が低く、
長く働きやすい
社風を実感

大学で高分子化学を専攻し、溶液をつくって粘性などを研究していました。JSPの会社説明会を聞いて、発泡技術を使ったものづくりは率直に面白そうだと思ったことが志望のきっかけです。化学系企業は大学院修了でないと難しいイメージがあったのですが、当社は学部からの志望も歓迎してくれ、スムーズに内定に至ったことで一切迷いはなかったです。またJSPは当時から離職率が低い傾向にあり、長く働きやすい社風を感じたことも決め手になりました。内定式のあとに現場を見たり、先輩社員の話を聞いたりしたのですが、良い人柄の方がチームワーク良く取り組む姿からも間違いはなかったと感じました。

#02 設備技術の仕事とやりがい(ワクワクする瞬間)は?

センサー導入を推進、
生産力アップの充実感は大きい

私が所属する高機能材事業部は主に自動車のバンパーの緩衝材用途を主に、液晶製品の梱包材なども生産しています。生産技術部はビーズグループと設備グループがあり、前者は原材料寄り、後者は機械寄りから製品の改良に取り組んでいます。私は設備Gで生産工程の自動化、さらに設備生産サイクルの短縮化を図っています。例えば配管の中を粒状のビーズが高速で流れていますが、センサーを導入することでその流れの状況を感知するなど、近年は見える化を実現し生産効率を向上させることが出来ました。他にも総合的に改良を加えた結果、約25%生産サイクルの短縮化を図れたときは大きなやりがいと達成感を得ることが出来ました。
また入社後、韓国や台湾に度々出張し、増設プロジェクトの技術サポートも行って試運転の立ち会いを経験しました。非常に高額な設備を導入するため、成果を持ち帰るプレッシャーはありますが、現地の文化に触れながら現地のスタッフにも身振りも交えて指揮し、設備増産によって生産効率アップが図れたときの充実感も大きかったです。

#03 今後叶えたい目標や、将来ビジョンは?

生産サイクル50%短縮化を目指したい

発泡ビーズには多くの仕様や用途があり、用途に対して仕様を満たす製品をつくるため、設備面のアプローチも多様にあることに面白さを感じています。機械の知識はすべて入社後に覚えましたが、上司や先輩と一緒に機械を触って実践しているうちに習得できました。
今後の目標は「PCのボタン一つ押すだけで、1時間後には発泡ビーズが生産できること」です。投資費用との折り合いをつけながら徐々に自動化し、2時間かかっていたものを1時間にすること、つまり生産サイクルを今の50%に短縮することが現在の目標です。
化学系という専門にこだわりすぎず、視野を広く持ち、機械や電気など専門外の知識に対しても貪欲に吸収・発揮していける方、周囲と協調しながら計画・実行していける方と一緒に働けることを心待ちにしています。